2016年7月19日火曜日

第4回カルカソンヌTRAPS全国合宿レポート!(僕たちはたぶんボードゲームサークルではない/一度熱くなった熱は、自然と冷める。でも冷めたものはまた、熱くもできる)


 
 

 
 
 
 
こんにちは、
TRAPS親玉の光一です!
 
 
この度は
カルカソンヌ日本選手権2016の
岐阜予選(7月17日)開催に併せて、
 
第4回TRAPS全国合宿
岐阜で開催して来ました!
(7月15日夜~7月17日)
 
 
その模様や感想を、岐阜TRAPS代表の戸高翼と一緒に「合作記事」として、前編後編に分けて更新します。よろしくお願いします!
 
 
 
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前編 『僕たちはたぶんボードゲームサークルではない』
written by 小川光一
 
 
 
まず、
遡ること1ヶ月!
 
ずっと書き損ねていましたが、
6月25日に開催された岐阜予選にて
10人で一枠を争った結果、
TRAPSメンバーの戸高陸が
出場権を獲得しました!
 
 
そして、
今回は二度目の岐阜予選!
 
愛知から3名、東京から3名、大阪から1名、岐阜から10名、計17名。東京から来たクリスに入ってもらって全18名で予選を行いました
 
結果として、
岐阜TRAPSの松原龍之丞。
関東TRAPSの俵雄貴。
この2名が通過を決めました!
 
 
 
 
 
 
2つの予選に参加してくださった方々、
TRAPSメンバーと対戦してくださった方々、
ありがとうございました!
 
 
 
ちなみに、今回の予選会では、まここちゃんが改修したスイスドローツールを使用しました。
 
僕たちにとって最大のライバル勢力であり、最大の友好勢力であるカルカソンヌミープルズ。そこに属するまここちゃんが頑張って作ってくださったエクセルを今回頂戴。従来のツールの何十倍も使いやすくて感動しました。本戦でもこのツール使ったら、もっと運営陣もラクなんじゃないかなあ。
 
なお、まここちゃんのブログは、一歩踏み込んだカルカソンヌネタ満載です。良かったらぜひ* http://zombies-hunting.blogspot.jp/
 
 
 
 
さて、これにて
カルカソンヌTRAPSの
出場権獲得者は
10名になりました。
 
 
光一(去年ベスト4によりシード)
(TRAPSランキング1位)
 
クリス(東京柏木予選優勝)
(TRAPSランキング13位)
 
慎一郎(東京調布予選二位)
(TRAPSランキング4位)
 
ゾニー(岡山予選優勝)
(TRAPSランキング23位)
 
ヤノッチ(熊本予選優勝)
(TRAPSランキング8位)
 
佐野(東京目黒予選)
(TRAPSランキング6位)
 
翼(第三回名古屋予選優勝)
(TRAPSランキング3位)
 
陸(第一回岐阜予選優勝)
(TRAPSランキング7位)
 
俵(第二回岐阜予選優勝)
(TRAPSランキング9位)
 
りゅう(第二回岐阜予選二位)
(TRAPSランキング不明)
 
 
 
 
目標の12枠まで、
いよいよ残り2名
 
予選は残り3回
 
泣く泣く今年の夏を断念した仲間も既にいて、切ない。もっと早い段階から諦めてしまったやつもいるけど、仕方ない。ひっくるめて背負って闘いたいと思うし、まだ諦めてない仲間のサポートにも徹したい。
 
カルカソンヌの夏、
まだ終わらせないよ。
  
 
 
 
そして、
 
今回の岐阜予選に併せて
開催した岐阜合宿は、
 
TRAPS史上最大の
イベントになりました。
 
だって人が多過ぎ笑
 
 
カオス過ぎて、色々試合とか撮ってYouTubeに載せようと思ってたけど、すっかり忘れてたもん(ただ、ただ、三脚とか重たいものをリュックに入れてただけ…重かった…笑)
 
兎にも角にも、翼を中心とする岐阜カルカソンナ―の広まり具合いと、楽しんでる感じが最強でした。TRAPSの首都、東京から岐阜に変えてもいいんじゃないかと思っちゃったくらい笑。
  
   
 
わいわいと
バーベキューをしたり、
 
 
 

 
 
 
 
景品をかけて
プチ大会をしたり、
 
参加賞を配って
想い出にしてもらったり、 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
そして、ひたすらソンヌに次ぐソンヌ
からの、ソンヌに次ぐソンヌ
  
相対性理論、
アインシュタインもびっくり、
あっという間の合宿でした。
 
 
お別れの時はさ、
 
大の大人のくせに
「みんなとバイバイしたくない」
って本気で思っちゃったよね笑
 
ああ、明日から憂鬱』という曲を
My hair is badに制作してもらわないと
気が済まないくらいのやつ。
 
( #あーあ
 #これはなんのはなしだ )
 
 
 
翼や陸、としろーが奮闘してくれたおかげで、
素敵な空き家で、2泊3日の合宿ができました。
 
戸高家の皆さまにも心から感謝。
 
 
また、ゴールドサポーター過ぎる慎一郎さんを始め、沢山の人からの絶えない差し入れの嵐。慎一郎さん、望月世界チャンプ、りゅう、なな&あいみん、あいみさん、俵くん等々、本当にありがとうございました!
 
 
岐阜TRAPSは大学生メンバーがほとんどですが、テスト期間前にも関わらず、来てくれたことにも有り難い気持ちで一杯。
 
 


 
 

 
 
いつもTRAPSしてると、
感謝の気持ちばっかりが
心から湧いてきます。
 
 
やっぱり僕はボードゲーマーでもないし、
一人でやってもつまらなくて。
  
たくさんの人が周りにいてくれることが
とにかくうれしくて。
 
 
 
TRAPSはメンバーの95%くらいが、
僕の友達か、メンバーの友達で構成されてます。
 
つまり何を主張したいかと言うと、
  
カルカソンヌTRAPSは
ボードゲームサークルというよりも、
 
「純粋に友達と一緒に遊ぶ
一つの選択肢として
カルカソンヌがある」
っていう感覚の方が近い。
最近そう思い始めてる。
 
 
そりゃ楽しくないとね。
友達と遊んでるんだから。
 
 
 
「光一さんってなんか変なボードゲームで遊んでますよね笑」ってたまに馬鹿にされることもあるけど、じゃあお前の趣味はそんなに立派なものなのかと毎回思うし、
 
何より、僕は友達と楽しく遊んでるだけで、
その延長戦上に日本選手権がある
それだけなんだと思う。
 
勿論やるからには
すさまじい結果を残したい。
本戦の5人に1人がTRAPSとかさ。
 
でも、これからも楽しむことを
忘れずにやっていきたい。
 
 
 
そういった意味では
楽しい気持ちを再確認させてくれる
間違いなく最高の合宿でした。
 
 
 
カルカソンヌTRAPS
全国合宿、
 
第1回東京(2015年4月)
第2回福岡(2015年7月)
第3回岐阜(2015年10月)
第4回岐阜(2016年7月)
って来ました。
 
第5回は
どこでやるかな?
カルフェスのタイミングかな?
世界選手権かな?来年かな?
 
またみんなで集まれたら!
 
 
 
 
 
P.S
なんだかんだで日本選手権まで1カ月を切りまして。お前は人に教えてばっかりで大丈夫なのかって感じなので、実は岐阜入りする前に望月世界チャンプと特訓ソンヌをして来ました。
 
まだ始めて半年で弱過ぎだった頃(2015年3月)に4勝1分20敗、去年の日本選手権シーズン(2015年8月)は10勝4敗でしたが、今回(2016年7月)は4勝7敗でした。
 
 

 
 
今回の負け越しを通して、
凄く大事な感覚を思い出させてもらった!
 
僕はまだ当日の引きを
祈ってる段階じゃない。
 
あと数週間で確実に
もう数段強くなってみせます。
 
もっちいつもありがとう。
 
 
 
そんな感じで。
読んでくださってありがとうございます*
文章は翼にバトンタッチ!!
 
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後編 『一度熱くなった熱は、自然と冷める。でも冷めたものはまた、熱くもできる』
written by 戸高翼
 
 
 
リーダーは東京にいるのに、何故か2回目のカルカソンヌTRAPS岐阜合宿!(布教活動のたまもの)
 
もうとにかく楽しかったです。
 
 
中学、高校の頃の文化祭とかで感じた
「ああ、明日から憂鬱」
っていう終わりがけに来る燃え尽きた感。
 
 
次の日から灰になるかは別として、
それ程の充実感がある濃い合宿になりました!
 
 
全体のまとめは
光一さんがしてくださっているので、
僕はこの合宿で感じたことを
大きく3つ挙げたいと思います。
 
 
 
①え、なにこの空間、幸せかよ。
 
 
今回合宿に集まった人数は
岐阜勢の19人+県外勢7人の
総勢26人
 
1番集まったタイミングでは、
23人が一つ屋根の下で同時に
カルカソンヌをしているという、
まさにカオス。
 
そんな中で僕と弟(以下、陸)(あれ、文字数とか省略できてない)はニヤニヤしていました。
 
 
 

 
 
  
光一さんに最初は教えてもらったものの、実際にカルカソンヌをする相手はいつも陸で、布教活動も、予選の参加者を集めるのも、いつも2人でやってきました。
 
そんな陸と2人でいつも話しているのが
 
 
「いつか、自分も知らない小学生とかが、『カルカソンヌしようぜ!』って目の前を走ってくぐらい、岐阜にカルカソンヌ広まったら幸せやおな。」という一つの妄想話。
 
 
「カルカソンヌ?
は?なにそれ 笑」
 
そんな状態から始めた
僕たち兄弟にとっては
 
岐阜の友達と、全国から来たTRAPSメンバーが一緒になって、部屋中でカルカソンヌをしているカオスな空間が、とても楽しく、幸せでした。
 
 


 
 
 
 
②はい。調子のってました自分ら。
 
 
日本選手権2016の出場権、
名古屋の予選で獲得した僕と
先月の岐阜予選で獲得した陸。
 
 
TRAPSリーダーの光一さんは
僕らの師匠で始めた頃は
手も足も出ませんでした。
 
とはいえ僕らも強くなっているはず。
 
予選も通過したし、
アプリも1800を超えた。
 
あの頃とは違う。
 
両手、あわよくば
左足くらい出せるだろうと、
勝負を挑みました。
 
 

 
 
 
結果、
合宿を通して
光一さんと7戦して
わずか1勝。
 
しかも
本気を出してもらえず
カウンティングなど
まったくされない始末。
 
 
もう悔しくて悔しくて、
枕に顔をうずめて叫びました。
  
調子のってましたよね、
2人して。
 
 
岐阜にいるとき、
ガチなカルカソンヌをする相手は、
同じレベルで、打ち筋も大体分かる陸です。
 
自分の強さ、クセ、
全国でいう立ち位置みたいなものは
中々見えていませんでした。
 
2人で戦って、
感想を言い合っても
「ん〜まあ、よかったんやない?」
というのびしろの無さ。
 
 
光一さんにボコボコにされてからは
僕ら2人の打ち方に迷いが
生まれた気がしています。
 
今までの自分とは違う打ち方、
盤面の見方をする。
 
だから生まれるこの迷いは、
まさかウワサの…
 
のびしろ…!!!(ハッ)
 
 
ちょっと強くなったからと
調子に乗って、
 
自分より強い人に
ボコボコにされるまで気づかない。
 
そんな甘いメンタルじゃ
高みには到達出来ないなあと思う、
今日この頃です。反省。
 
 

 
③にしても環境が良すぎる件
 
 
反省した直後にあれですが、
中々1人で自分を高めていくのは難しい。
 
伸び悩めばやりたくなくなるし、
ちょっと強くなると調子にのる、
波が無いなら無いで飽きる。
 
 
一般的にどうかは分かりませんが
僕は特に、そういうメンタルの持ち主です。
 
なくしていくのが1番ですが
そういう感情を経験したから
分かることもあります。
 
 
 
 

 
 
 
この環境、すごく良い。
 
 
TRAPSというサークルには
日本の中でもかなり強い人がいて
 
いつでもオンライン対戦で
アドバイスを受けられる。
 
 
次から次へと初心者が入ってきて
競争心が生まれる。
 
 
SNS上だけで無く、
こうした合宿で実際に会って
カルカソンヌができる。
 
 
あくまで趣味の範疇ですが
ガチでやっているからこそ
目標があって、
 
お互いに高め合い、
それが持続する。
 
 
「あいつ頑張ってる。
よし俺も!」
 
とか
 
「あいつには
負けたくない!」
 
とか
 
「強くなりたいから
教えてください!」
 
とか
 
 
全部、誰かがいるから
できることで。
 
素晴らしい環境やなぁ
 
と、この合宿で
改めてそれを実感し、
ありがたいと思いました。
 
 


 
 
 
一度熱くなった熱は、
自然と冷める。
 
 
でも冷めたものはまた、
熱くもできる。
 
 
電子レンジに入れるとか、
方法や環境は色々あって
 
そこに自分を
突っ込むかどうかは
気持ち次第なわけで、
 
 
( #あーあ
#これはなんのはなしだ )
 
 
とにかく、
僕は一人ぼっちじゃなくて
 
だから強くなれたし
これからも強くなれる。
 
 
冷めたらその都度、
温めたらいい。
 
改めてそう思った合宿でした。
 
 
 
長くなりましたが、
以上がカルカソンヌTRAPS
第2回岐阜合宿の感想です。
 
 
ミープル積みの動画撮りながら
新記録出したかったことだけが
心残りですが(需要は無い)
 
最高の合宿になりました!
 
 
全国からわざわざ岐阜の山奥まで
足を運んで下さったメンバーの皆さま、
集まってくれた岐阜のメンバー、
3日間本当にありがとうございました。
 
 
 
P.S
合宿が終わった
次の日ではありますが
岐阜では今日も夜な夜な集まって
カルカソンヌをしております。
 
岐阜温まりすぎ、
最高かよ。
 
 

 
 
 
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