2016年12月22日木曜日

カルカソンヌフェスタ2016 完全レポート!!


 
 
 
こんにちは!!カルカソンヌTRAPSリーダーの小川光一です!!
 
今回のブログは特大号。 
 
 
何故なら、カルカソンヌフェスタ(通称カルフェス)2016があったからです(´・ω・`)
 
 
 
(参加賞のカルフェス2016特製バッジ)

 
 
 
沢山の方のおかげで、今年のカルフェスも無事に開催することが出来ました。TRAPSからは僕と諒子の2名が実行委員会に参画していたものの、石橋さんを始めとする他の実行委員の方々に頼りっきりでした。
 
 
今回のイベントを運営してくださった石橋さん、タニさん、くぼけんさん。
 
 
TRAPSと一緒に準備のお手伝いをがんばってくれた中杉の生徒の方々。
 
 
写真撮影や新人戦補助のサポートに回ってくれたドミさん。
 
 
団体戦の運営に入ってくれた道化師さん。
 
 
TRAPSと熱い試合を繰り広げてくださった参加者の皆さま。
 
 
本当に本当にありがとうございました。
 
 
どうしてもTRAPS視点になってしまう点すいませんが、この1年に1度きりのイベントを、丁寧に総括して、残しておきたいと思います。予め伝えておきますが、凄く長文です笑。暫しの間お付き合いください!!どうぞよろしくお願いします!!
 
 
 
 
 
 
 
Prologue
前置きとして
 
 
2014年10月、
僕はカルカソンヌに出会った。
 
周りの友達を誘って
「カルカソンヌTRAPS」という
サークルを作った。
 
 
カルカソンヌ自体楽しかったし、ダラダラ遊んで「楽しいねー」でも良かったんだけど、何十年後かには、そんなダラダラした日々の細かいことなんて忘れてしまう。
 
どうせなら、そんな冗長に物語を吹き込むことで、「たかが趣味の分際を、ドラマチックな日々にしてしまえ」って思った。
 
 
日本選手権の存在を知った。競技人口が少ないことを知った。上位に入る人は一握りであることを知った。そして、「日本カルカソンヌ界の勢力を変える」を目標に掲げた。
 
沢山の人に笑われた。沢山の仲間が飽きたりしてやめた。悲しかった。それでも諦めず、新しい仲間を集めながら、腕を磨き続けた。
 
 
■日本選手権2015に、4人で出て厳しさを知った。僕はカルカソンヌ歴9ヵ月で4位に入賞した。 http://carcatraps.blogspot.jp/2015/08/2015.html
 
■ライバル団体たちと手を組み、冬季大会カルフェスを作った。僕たちは一つもメダルを取れなかった。 http://carcatraps.blogspot.jp/2015/12/2015.html
 
■日本選手権2016に、10人で出て大会をかき回した。僕は準優勝した。 http://carcatraps.blogspot.jp/2016/08/2016-traps.html
 
 
気付けばTRAPSは全国7支部40名ほどのメンバーによって支えられる大きな軍団になっていた。そして、今回のカルフェス2016に、13名で出場。僕たちにとって4度目の闘いの幕が切って落とされた。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
Chapter1
カルフェスとは
 
 
はい!!なんか詩人ぶっているプロローグの僕はさておき(笑)、カルフェス2016のレポートを早速していきたいと思います!!
 
 
まず、カルフェスとは何か。
 
カルフェスとは、カルカソンヌのオフシーズンである冬に「新たな風物詩的なイベントを作りたい」というところから着想された大会です(´・ω・`)
 

 
日本選手権を主催するメビウスゲームズさんが協賛の元、有志の実行委員によって、2015年から開催されています。大会内容は主に3つ。
 
ルーキーズ…日本選手権未出場者のみが出場できる「日本一のルーキーを決める新人戦
 
トリプルズ…3人1組となって「日本最強のチームを決める団体戦
 
パーティーズ…クイズやミープル積みなどを通して景品ゲットを目指す「エンターテイメントな選手権を行うお楽しみ会
 
この内のルーキーズとトリプルズは同時平行で開催され、パーティーズは最後に合同で行われます。去年は新人戦&団体戦が別々の部屋で行われていたけど、今回は1つの部屋で開催。その点は良かったですが、規模としては、去年の参加者より20人減くらい。今年は風船&プレイマットも無かったので、ちょっとフェス感があまりなく、殺伐感は否定できないですね。
 

 
 
 
 
 
 
 
Chapter2
ルーキーズ
 
 
さて、最初に新人戦をレポートします!今年は22名が参加。日本選手権のシステムに少し習い、「スイスドロー4回戦→上位4名による決勝トーナメント」にて開催されました。
 
 
TRAPSからは
以下2名が出場しました。
 
ーーーーー
■なな(せぶん)
(-位 -位)1617

■るーい
(-位 -位)1590
ーーーーー
※(日本選手権2015順位 日本選手権2016順位)iOSアプリMAX ELO
 
 
 
ちなみにスイスドローとは、最初の相手はランダム。そして、その後は試合数が増えるにつれて、2勝0敗は2勝0敗同士、1勝4敗は1勝4敗同士といったように、強さを選り分けていくシステムです。総当たりをせずに、総当たりに近い順位を出すことができます。
 
 
 
日本一の新人を決めるルーキーズ。
 
4試合全てを終え、
4戦全勝がなんと0名。
 
3勝1分が2名。
3勝1敗が5名という大混戦。
 
そんな中、決勝トーナメント進出者4名がアナウンスされると、なんとTRAPSの2名の名前も入っているではありませんか!これはもう歓喜でした(´・ω・`)
 
 
 
準決勝のカードはこちら!
 
野口君(1位)vsなな(4位)
平野さん(2位)vsるーい(3位)
 
 
 
野口君は今回たくさん出ていた高校生たちの一人。以前顧問の先生に依頼を受け、僕自身この高校の思考ゲーム研究会の部活動に指導に行ったことがあるので、彼らの熱心さを知っていただけに、やっぱり一人残ったかという印象でした。
 
平野さんは去年のルーキーズで銅メダルを取った男性。今年の日本選手権には出場できず、今年のルーキーズでは金メダルの最有力候補でした。僕とは映画や音楽の趣味が合います笑。
 
 
 
結果は
 
×野口君vsなな〇
〇平野さんvsるーい×
 
 
惜しくもTRAPSの決勝対決は敵わず!いや、「惜しくも」じゃありません笑。そもそもこの状況にビックリです。二人揃ってメダルを手に入れようとしているのですから。
 
 
 

 
 
そして、ついに決勝戦と3位決定戦。なんと今回のルーキーズ決勝は、カルカソンヌ世界選手権決勝に影響を受け、メガソンヌで対決。大きなタイルとミープルで闘いました。
 
 
2試合の結果はなんと
 
×野口君vsるーい〇
×平野さんvsなな〇
 
 
岐阜TRAPSのななが金メダル、関東TRAPSのるーいが銅メダルを獲得したのでした!!ルーキーズとはいえ、こういうカルカソンヌの大会で女性が優勝するのって、たぶん初ですよね。何気にすごいことだと思いました。平野さんも銀メダルおめでとうございます!!野口君もナイスファイトでした!!
 
 
 
 
 
いやはや、ビックリしました。
二人ともメダル取るなんて。
 
 
 
でも、日本選手権2016直後のオフシーズン時、一人だけコツコツとアプリ対戦を続け、一人だけELOを更新し続けていたのは、TRAPS内で、ななだけでした。
 
その努力を積み重ねてきた結晶が、こうやって金メダルという形になったことは、絶対にななにとって大切な経験や自信になったと思います。
 
 
努力は人を裏切らない。
って言いたいところですが、
 
努力は時に人を
裏切ることもあります。
 
それでも、努力をしないと
何も始まらないわけで。
 
 
3位に粘り強く見事入り込んだルーイも同じく、二人ともTRAPSの誇りだと心から思います。メダルおめでとう(´・ω・`)。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
Chapter3
トリプルズ
 
 
続きまして団体戦のレポートです!!
 
トリプルズは日本選手権で上位に入るような実力者が集結する大会なので、かなりハイレベルな闘いになります(´・ω・`)。3人一斉に横並びになって対戦。勝ち星を多く挙げた方が勝利となります。つまり、自分が負けても、他の2人が勝ってくれたら、勝利となります。
 
今年は13チームが参加。4つのグループリーグで総当たりして、上位2組 合計8チームが決勝トーナメントに進出する方式でした。(特殊な状況として3位選出可能性もありましたが、今回は起きませんでした)
 
 
 

 
 
 
TRAPSからは
3チーム+出向2名による
以下11名が出場しました。
 

ーーーーー
団体戦『TRAPS魏』
■大将 佐野峻平
(-位 30位)1945
■中堅 俵雄貴
(-位 17位)1877
■先鋒 吉浦諒子
(-位 -位)1807
ーーーーー
 
ーーーーー
団体戦『TRAPS呉』
■大将 鈴木慎一郎
(-位 29位)2001
■中堅 齋藤クリス颯
(-位 14位)1775
■先鋒 樋村和紀
(42位 -位)1795
ーーーーー
 
ーーーーー
団体戦『TRAPS蜀』
■大将 涌井元希
(-位 8位)1943
■中堅 戸高翼
(28位 23位)1967
■先鋒 古川省吾
(-位 -位)1744
ーーーーー
 
ーーーーー
団体戦『キメトラ』
■中堅 清水健太
(-位 -位)1810
ーーーーー
 
ーーーーー
団体戦『月と光。』
■中堅 小川光一
(4位 2位)2110
ーーーーー
 
※(日本選手権2015順位 日本選手権2016順位)iOSアプリMAX ELO
 
 
 
一強チームを作ることなく、実力を分散。分散どころか、親玉の僕が別チームで出るという笑。 「実力のバランス」「練習拠点の関係」「TRAPS今後の活性化」などを考慮してチーム分けした次第です。
 
去年2チーム出ていたミープルズや、去年4チーム出ていた木更津勢が、今年は0~1チームとなってしまっていたので、TRAPSが「チーム多過ぎ」に見て取られてしまうことは不可避でしたが、
 
みんな純粋な出場者に変わりないのだから、「楽しんでもらえたらいいな」と、それだけを強く思って当日を迎えました。
 
 
 
 
 
・グループA 「TRAPS呉」が1位通過。日本選手権2013優勝/日本選手権2014準優勝の岩村氏をTRAPS慎一郎が破る大金星がありました。岩村氏が率いる去年の団体戦覇者「ミープルズA」が2位通過で後に続きます。「中大杉並思考ゲーム研究会」もどうにか食らい付こうとしましたがここで残念ながら敗退。
 

 
 
・グループB BoardGameArenaというサイトでカルカソンヌを興じる面々で結成された「チームBGA」が首位通過。木更津勢の萩本氏、名古屋のメーカル勢のユキ氏、岩手TRAPSのけんけんによる連合軍「キメトラ」が2位に続きます。優勝候補の一角とも言われていた「チームぺろ八」は最下位に沈み、無念の敗退。
 

 
 
・グループC 「TRAPS蜀」が首位通過。日本選手権2014優勝/世界選手権2014優勝/世界選手権2015準優勝の望月氏を擁する「メーカル」との直接対決を制するビックリな展開。某東北の大学のOBによって結成された「トンぺー」を下した「メーカル」がこのグループの2位通過をもぎ取りました。
 

 
 
・グループD 「TRAPS魏」が首位通過。日本選手権2015準優勝の中川氏率いる「ブタべロス」。日本選手権2015優勝の根岸氏率いる「がらがらどん」。日本選手権2016優勝&準優勝の月形氏と僕がいる「月と光。」、ここ2年の日本選手権決勝カードの4名が同じグループに混在する死のリーグでした。大波乱の中、月と光。が2位通過。
 

  
 
・準々決勝
 
強豪ひしめく中、TRAPS魏呉蜀すべてが首位通過は圧巻でした。誰がこんな結果を予想したでしょうか。TRAPSのチーム数が多いからとかいう話では済まされない展開です。何より僕自身がビビりました笑。
 
メダルに関わる肝心の準々決勝。TRAPS呉に敗れて2位通過に回った前回王者ミープルズを、今度はTRAPS蜀も撃破。岩手TRAPSけんけんが所属するキメトラを沈めたTRAPS魏も準決勝に進出。
 
一方でTRAPS呉はメーカルを苦しめるも敗戦。TRAPS慎一郎が望月氏を打ち破る大金星を挙げましたが、メーカルの残りのメンバーおーの氏&ユウ氏が渾身の2勝を奪い、望月氏をサポート。素晴らしいチームワークでした。
 
チームBGAvs月と光。は個人的には実質決勝戦に思えましたが、大将崩しをしてきたチームBGAは勝ち越すことが出来ず、ここで敗退。
 


 
 
 
・準決勝
 
メーカルvs月と光。
TRAPS蜀vsTRAPS魏
 
後者は悲しいことに観客が誰一人居ないというシチュエーション笑。それでも真剣勝負を繰り広げたTRAPS対決は魏が勝利。
 
メーカルvs月と光。は大将戦で望月氏が月形氏を打ち破るも、ほかの2戦をくぼけん氏と僕が奪って決勝進出を決めました。
 

 
 
 
・決勝/3位決定戦
 
3位決定戦
「メーカルvsTRAPS蜀」

決勝
「月と光。vsTRAPS魏」
 
これらはどちらもグループリーグ内で初戦に当たったチーム同士の対戦となりました。しかし、どちらの試合もリベンジが実現されず、TRAPS蜀、TRAPS魏が2連勝という形に!!
 
こうして最強チームを決めるトリプルズは、TRAPS魏が優勝を果たし、見事に金メダルを獲得。月と光。が銀メダル。TRAPS蜀が銅メダルと続きました。
 
 


 
 
 
ちょっと、TRAPSがあまりにも勝ち過ぎで、すげー文章書きづらいっていう、謎の状況に追い込まれています笑。
 
日々の努力の結果だし、正々堂々と、数多くの強豪をなぎ倒しまくって掴んだTRAPSみんなの栄光なので、「勝ち過ぎて申し訳ない」って僕たちが思ってしまうのは、おかしな話なんですけどね。 
 
 
今回の勝因の一つには、「深いチームワーク」があった気がします。というのも、団体戦を優勝したTRAPS魏(5勝1敗)、3位入賞したTRAPS蜀(4勝1敗)。彼らの9勝は全て「2-1」というスコアな上、その「勝ち星2つ」を常に違う組み合わせで拾い続けていたことが分かったのです。
 
「A君が負けたときに、B君Cさんが勝つ」をジャンケンみたいな関係で繰り出す、勝ちパターンのない勝利がほとんどだったようです。仲間の力になりたいという気持ちはもちろんのこと、一人として、「誰かに頼るような考え方」を心の底から持っていなかったんだと思います。
 
 
僕たちは基本的に、「普段の友人(つまり全くの初心者)」をカルカソンヌの世界に誘いながら、2年間かけてTRAPSを作り上げて来ました。(予選会でスカウトする形も過去に数回ありました)
 
このときの誘う条件として、「初心者(初級者)であること」「人柄がとにかく良いこと」「日本選手権への出場意欲があること」が主になっています。なので、日頃からの友人を、同じ目標を持たせることで、融和させたのがTRAPSという点では、チームワークは相当深いところで発揮されていたのかもしれません。
 
(ただ、どうしても内輪感が出過ぎてしまうのは、今後も課題です。別に誰かに好かれたくてやっているわけじゃないけど、もっと気を付けていきたいとも思います)
 
 
とにかくみんなの大健闘には、僕が一番感動した。すごかったなあ。佐野っち俵っち諒子ゲン翼こがっちゃん、とってもおめでとう!!
 
 
 

 
 
 
 
 
 
Chapter4
パーティーズ
 
さて、最後を締めくくるのは、パーティーズ。
 
 
①クイズ選手権  カルカソンヌの知識を競い合うクイズ選手権。司会及び問題制作は、元々クイズが本格的に大好きなユキ氏が担当してくださりました。ユキ氏はなぜかこの役割のことを仲間に内緒にしていたようで、仲間に与えた驚きと笑いは計り知れなかったようです笑。
 

まず、○×筆記10門による予選形式。ひっかけ問題や興味深い問題が多くてかなり楽しかったです。ここで上位5名に絞り、5名は舞台の上へ。そして、凄いんです!早押しの機材が導入されており、決勝は早押しクイズ
 
らちさんや萩村さんなどの他の選手も善戦するも、ミープルズのタニさんが他の追随を許さず、クイズ王に輝きました。「ウィンター版カルカソンヌ」をゲット。そして、タニさんの優勝予想をした7名の筆記脱落者には、カルフェス特製タイルがプレゼントされました\(^o^)/
  
 
 
②ミープルタワー選手権  こちらは各テーブル列ごとにピラミッド早並べ対決にて予選を行い、各上位者の計6名がステージ上に。そして、2分間で一番高く縦に積み重ねた人が優勝です。
 
ここでまた出てくるTRAPS。実は岐阜TRAPSの翼が最大18個積んだことがある猛者でして、ギネス申請した(断られた笑)くらいの男なのです。凄まじいスピードで10個積み重ねて優勝。
 

実は去年のミープル積みでは、優勝確実だった翼が会場から離れざるを得なかった時間に選手権が行われ、翼は棄権。そこで、いつも兄のミープル積みを見ていた弟・陸が見事に優勝して、兄貴に景品をプレゼントしたという話があります。
 
そんな今回、実は陸が体調不良で不参加になっていたので、今度は翼が景品をあげるんだそうです。岐阜TRAPSの素敵な兄弟愛で、「スターウォーズ版カルカソンヌ」をゲット。
 
 
 
③色んなブースで遊ぶコーナー  その後、ギガソンヌの試遊コーナー、カルメラやミニョンヌの創作ゲーム体験コーナー、フリースペースなどが設けられ、自由な時間がありました。
 
 
 
④ロシアンルーレット選手権  さて、この時点で結構な人が帰ってしまっていましたが、最後まで残っていた数十人に大チャンスが待ち構えていました!
 
裏向きに並べられたタイルを一斉に取り、修道院を引いた人が優勝という完全なる運勝負!勝者には「J版カルカソンヌ」が贈呈されます。スタッフも全員引きました。なんと、ここで修道院を引いたのはミープルタワー選手権も制した岐阜TRAPSの翼でした笑!これで二つのカルカソンヌを一気にゲットした翼。美味しいやつすぎます。
 
こうして、無事カルフェス2016は閉幕しました。
 

 
 
 
 
 
 
Chapter5
編集後記
 
 
さて、
 
毎大会恒例の
個人感想も集めましたよ!
 
それぞれの想いにも
触れてみたいと思います!
 
 
 
【慎一郎(関東TRAPS)】
TRAPS呉にて団体戦ベスト8
3勝0敗でTRAPS内唯一の無敗
 
人は新たな役割を任せられた時、その役割を果たせるよう、無意識のうちに変容していく。 

私は、常々、TRAPSメンバーはそれぞれ優れた能力を備えているにも関わらず、控え目な性格も相まって、最大限発揮できていないと感じていました。今回、圧倒的な牽引力を有していたリーダー光一さんが敵チームに回ることで、各メンバーが「今、自分は、何をすべきか」という局面と対峙したに違いありません。「大丈夫か」「勝てっこない」「負けてもしょうがない」……こんな殻からの脱出が、今回の最大の成果だったと感じます。
 
「TRAPS勢凄い!どうしてこんなに強いのか?」
と周りからの問いに
 
「人間力です」
と素直に答えました。
 
これからは「追われる身」。
 
「TRAPS」という本当の役割を担う番です。日本選手権2017本選出場を目指し、みんなで頑張っていきましょう。
 
 
 
【クリス(関東TRAPS)】
TRAPS呉にて団体戦ベスト8
 
2回目のカルフェスが終わりました。個人的には自信がついた部分もありましたが、それ以上に悔しさが増した大会となりました。トリプルズの予選リーグでは、去年の雪辱を果たしたり、日本選手権出場者との一戦を制したり、よい流れで戦いを進めることができました。
 
しかし決勝トーナメントでは、序盤の引きが悪かったことで集中力が切れてしまい、散漫な試合をしてしまいました…それにより、TRAPSのチームで唯一ベスト8敗退という結果に。今回の大会で「TRAPSすごいねぇ」という声は多くいただきましたが、我らが大将しんいちろうさんをベスト8敗退とさせてしまった以上、TRAPSはこんなものではありませんよ、と言いたいところです。(ただの負け惜しみ。笑)
 
それでも、一年前のルーキーズに出場していた頃と比べたら、確実に強くなっているし場慣れもしてきたと感じています。持続性が低い自分にとって、一年経ってもまだまだ続けてもっと強くなろうと思えるのは、光一さんをはじめとする仲間のおかげです。

早くいい結果を残して恩返しができるように、引き続き努力したいと思います。そして来年のトリプルズではメダルをとります!!
 
 
 
【ひむ(関東TRAPS)】
TRAPS呉にて団体戦ベスト8
 
力になれず申し訳なかったです…大将、副将、先鋒という形での試合形式はカルカソンヌに限らず初めてだったので、チームで戦う楽しさも知りました。少し当て方、定石が甘い所も多いため、また磨ければと思います。
 
思いのほか大きなイベントとなっていたので、このような会はまた参加したいですね。二番目の公式大会ではありますが、TRAPSが上位蹂躙できたのも、設立当初の一つの目標でもあったので今回はよかったです。個人でもっと貢献できるよう頑張ります。
 
 
 
【けんけん(岩手TRAPS)】
キメトラにて団体戦ベスト8
 
個人成績は1勝2敗でした。×ずみくん/◯センギアさん/×俵くん。今年4月の調布予選以来久しぶりにミープルに触り、仲間たちと和気あいあいとプレイできたこともさることながら、混成チームのキメトラが意外にもチームワークよく試合に臨めたのがよかったな思います。ずみくんの頭を抱えさせたのは気持ちよかったです。次は勝ちたいですねマジで。笑
 
最後の忘年会の際に、陸前高田予選の案を出したときに皆が乗り気だったことが1番嬉しかったです。カフェオーナーにお土産(くぼけんサイン入り本)もあるし、かっちり準備して招きたいと思います。またよろしく!
 
 
 
【ゲン(関東TRAPS)】
TRAPS蜀にて団体戦3位入賞 銅メダル
 
 僕が参加したチームはとにかくいいチームになった。全試合において全員が勝利して勝ち進めたことは一回もなかったが、誰か一人が苦しいときには、他のメンバーがそれを埋めることができた。それがうまい具合に作用した証が、3位入賞という結果だと思う。僕が力になれたかは置いておいて、チームとしてここまで来られたことが素直に嬉しい。翼とこがっちゃん、ありがとう。
 
 そしてTRAPSという団体について。着々とレベルが上っていることを感じる。正直ここまで強くなるとは想像していなかった。僕が参加した当初なんてレベルの差があったり、人が集まらなかったりで練習するのも大変だったのに。そういうのを感じながらあの場を見ていたら嬉しくなった。光一さんはこういうのを見たかったのでしょうか。ありがとうございました!
 
 
 
【翼(岐阜TRAPS)】
TRAPS蜀にて団体戦3位入賞 銅メダル
 
2年目のカルフェス。試合での細かな反省はあるものの、どの試合も楽しむことができました。チームとしてもトリプルズ3位と、結果を残せてよかったです。
 
今回は岐阜TRAPSメンバーの成長を強く感じました。岐阜からは、僕を含む3名が参加しました。同じチームで先鋒としてチームを支えた"コガワ ショウゴ"と、ルーキーズで見事優勝した"せぶん"。2人ともカルカソンヌを始めて1年にも満たないですが、しっかりとメダルを持ち帰りました。
 
僕と弟で始まった岐阜TRAPS。今回参加した2人のように、どんどん強くなって、結果まで残す頼もしい仲間たちが増えてきました。ものすごく嬉しい。これからもこのメンバーたちと岐阜でカルカソンヌを盛り上げていきたい。そう思うと同時に、危機感?緊張感?のようなものが生まれました。
 
盛り上げたい!と声をあげる。巻き込んで、引っ張っていく自分はいつだって、その中の誰よりも強くなきゃ。
 
結果を残し続けよう。僕らを支える彼がいつだってそうあったように。
 
 

【コガワショウゴ(岐阜TRAPS)】
TRAPS蜀にて団体戦3位入賞 銅メダル
 
カルカソンヌをやり始めてから約5ヶ月、今回はルーキーズに出場する予定でした。メンバー変更の際、光一さんからトリプルズへのお誘いを受け、こんな経験の浅い自分でいいものかと悩みつつも、参加させて頂くことになりました。
 
ルーキーズとは違ってチーム戦であり、1人1人の勝敗が大きい影響を与えるため、迷惑をかけないように、負けないようにという気持ちで臨みました。
 
通算成績は4勝1敗。個人的には満足のいく結果になったのではないかと、前日に皆さんからたくさん指導を頂いた特訓の成果が出たのかなと思います。
 
そして、チームとしては銅メダル。人生でメダルを貰う機会なんてそう無いですし…すごく嬉しいです。今回得たものは多いです。この経験を生かしてもっと強くなります。
 
 
 
【光一(一応関東TRAPS)】
月と光。にて団体戦準優勝 銀メダル
 
色々あって、TRAPSの外に出てみた。日本選手権2016優勝&準優勝という「月形氏&僕の京都在住コンビ」に、日本選手権多数入賞の「二人と縁が深いくぼけん氏」が加わった最強チームたるや
 
決勝の最後の二手をもっと考え込んで打っていれば(11分余っていた)優勝だっただけに、悔しさは最高級です。 俵×/中川龍さん〇/江原くん〇/タニさん〇/おーのさん〇/俵× 僕、強豪を全員撃破したくせに、TRAPS俵に二戦二敗しているんだよね笑。本気で悔しい
 
ただ、悔し過ぎなんだけど、TRAPS魏の優勝を受けて、「心強い仲間が出来たな」と心から思わされてる自分もいて。複雑な感情たるや
 
2016年は日本選手権準優勝、カルフェス団体戦準優勝という成績を残し、見事なまでにシルバーコレクター化してしまった。凄いことなんだろうけど、悔しい。さっきから悔しいばっかり笑。雪辱の雪はいつかきっちりと溶かさせてもらうぜこのやろー
 
 
 
【佐野くん(関東TRAPS)】
TRAPS魏にて団体戦優勝 金メダル
 
今回が初参加だったカルフェスでは、収穫が二つと反省が一つありました。収穫の一つは、TRAPS魏として参加したトリプルズで優勝できたことです。優勝候補筆頭の月と光。を初戦で破り勢いにのれたことと、勝った試合は全て2勝1敗でチーム力を発揮できたことが優勝に繋がったように思います。
 
もう一つの収穫は、2015/2016の日本選手権優勝者の二人を始めとした超強豪の方々と対戦できたことです。試合運びや終盤での手の作り方などなど、とても勉強になりました。
 
逆に反省は、決勝で勝利目前のところで甘い手をうち負けてしまったことです。皆さんとの対戦は本当に楽しかったので、次は日本選手権本戦で当たれるように強くなりたいです。そのために、決勝でやったようなミスを無くせるよう、また精進していこうと思います。
 
 
 
【俵くん(関東TRAPS)】
TRAPS魏にて団体戦優勝 金メダル
 
カルフェスはなんだか夢のような時間でした。チーム「TRAPS魏」の一員として出場したトリプルズでは並み居る強豪を押しのけての優勝。僕が負けたときは他の二人が勝ってくれて、僕以外のどちらかが負けたときは僕ともう一人が勝つ、という見事なチームワークを発揮した結果で、団体戦の面白さを味わうことができました。(佐野くん、諒子さん、ありがとうございました。)
 
また、個人としても光一さんや中川さんといった一流プレイヤーから勝利を挙げることができ、大きな自信となりました。
 
TRAPSとしても今までにない結果になったし、クイズ大会やミープル積みも楽しかった。こんな素敵なイベントを用意して下さった方々には感謝の気持ちしかありません。ありがとうございました。
 
 
 
【諒子(関東TRAPS)】
TRAPS魏にて団体戦優勝 金メダル
 
大人が本気で楽しんでいる。そんな光景に飽きないのがカルカソンヌだと勝手に思っている。スタッフとして関わろうとしたものの、特にできることも無く、終いにはトリプルズに出て試合を荒らしまくるという暴挙が許されてしまい、結果、自分が何をしていたのかあまりよく分からない笑

それでも、まず、優勝できたのはチームメイトの佐野さん、俵さんが勝ってくれたからで、お二人の快進撃に一番興奮していたのは私だと思う笑

ちなみに今回、カルフェスは初参加。ルーキーズといい、トリプルズといい、パーティーズといい、日本選手権を超える人の輪を感じられた。選手権常連の方々はもちろん、高校生や親子連れまで居て、改めてカルカソンヌの魅力を感じるとともに、あの空間にいられたことが素直に嬉しい。

たくさんの方々の協力とソンヌ愛に敬意と感謝を忘れずに、来年の日本選手権で暴れられるように、また精進したいと思う。ありがとうございました。これからもTRAPSをよろしくお願いします!
 
 
 
【なな(岐阜TRAPS)】
新人戦 優勝 金メダル
 
カルフェス2016をとっても楽しみにしてたので、1日が一瞬でおわってしまったかのように感じました笑。新人戦第4試合で決勝T進出がかかってた時、団体戦に出ていたTRAPSのみなさんが全員決勝T進出が決まったと聞いて、どうしてもわたしも一緒に進みたくて、敗戦直後だったんですけど、気持ちを切り替えて試合に臨みました。予選通過でルーイさんとわたしの名前も呼んでもらえたときのうれしさはいまも忘れられないです!
 
TRAPSに関わるほど、光一さんや翼さん、諒子さんなどの行動、情熱、優しさ、人間性に惹かれて、今では「カルカソンヌがしたい」って気持ちより、「みなさんに会いたい」「尊敬するみなさんと志をともにしたい」って気持ちでカルカソンヌをしている自分がいます笑。
 
来年がTRAPSにとっていろんな意味で大きな山場です。自分ができることとして「1.予選突破」「2.もっとつよくなる(目標はELO1900!)」「3.岐阜TRAPSをもっと活性化させる」を目標にきめました!日本選手権でまたみなさんとあえるように、楽しみながらがんばります(`・ω・´)!運営してくださったみなさんもお疲れさまでした!ありがとうございました!
 
 
 
【るーい(関東TRAPS)】
新人戦 3位入賞 銅メダル
 
カルカソンヌで緊張したのは初めてでした。日本選手権予選の頃は、準備不足な上にやる気もそんなにたぎっていなくて…笑。

なかなかストイックになれず、カルフェスも消化試合になりそうだったそんな自分が、ここまで真剣に臨めたのはTRAPSの熱気にあてられて、関東の練習会や、タケさん夫婦、クリス、直前のこがっちゃん戦が楽しすぎたからかな。勉強したことを出したい、足を引っ張りたくない、とか以上に、もっと対面ソンヌを楽しみたいという気持ちが一番強かったように思います。
 
当日はTRAPSメンバーのみならず上位グループの方々の熱気も肌で感じることができて、カルカソンヌをたくさん身体に吸収できた1日でした★
 
来年も同じステージで戦っていきたいと思えるメンバーがたくさんいるこの環境に最大の感謝を。。。ありがとうございました^ ^
 
 
 
 
 
 

以上です!!
 
 
ここまで読んでいる人は
いるのだろうか笑。
 
特大号にもほどがある…
 
 
 
 
 
いやはや、今回カルフェス2016に出場したTRAPSメンバー13人、全員が誰一人漏れることなく決勝トーナメントまで進出しました。
 
蓋を開けてみれば、メダル全12個中9個を僕たちが獲得し、「TRAPSがカルフェス2016を圧倒する」という歴史が、日本カルカソンヌ界に刻まれました。
 
みんなの常日頃の努力の賜物に違いありません。何度だって心から健闘を称えたいと思います。本当に本当におめでとう。
 
 

 
 
 
2014年秋、ルールさえちゃんと知らず、都市の上にミープルをスリープさせていたような(笑)、そんな初心者の僕が掲げた目標は、「日本カルカソンヌ界の勢力図を変える」でした。
 
 
当時は「なんかビッグマウスなやつ出て来たな」くらいに思われていましたが、今では沢山の方がよくしてくれて、僕としても大好きな大人たちがたくさんいて、この世界をとても愛している自分がいます。
 
 
そして、今年の選手権もかなりの大進撃でしたが、今回のカルフェスで、ほぼ全てのメダルをTRAPSが持ち帰り、「当初の目標を有言実行した」という感覚があります。
 
 
日本選手権じゃないからアレだけど、
 
そもそも勢力図ってどうやって変わるのかよく分からないけど(笑)、
 
すでに沢山の強豪が「打倒トラップス」という言葉を発してくださっていること、それが全てを物語っている気がします。
 
勢力図に挑んでいたはずの初心者軍団はもう、確かに迎え撃つ側に変わり始めているのです。
 
 
 
 
 
 
 
気付けば、
あっという間の2年でした。
 
 
ゲンの個人感想にもありましたが、カルカソンヌTRAPSは常に順調だったかと言われると、苦しい時期の方が多かった気がします。
 
 
僕自身何度も嫌になってカルカソンヌやめてるし、やめてほしくなかった友達がたくさんやめてしまったり、やる気や実力に差があり過ぎて上手くまとめれなかったり。
 
元々ボードゲーマーでもない純粋な友達を誘ってTRAPSは作られているので、他の予定を圧倒的に優先されてしまうし、すごく難しい。
 
 
 
それでも、こうやって
続けられているのは他でもなく、
 
 
楽しそうにチェスクロックを叩く
仲間たちの笑顔に他ならないし、
 
 
そんな僕たちを暖かく見守ってくれる、
もう片方のチェスクロックを叩く
ライバルの皆さんのお陰でもあります。
 
 
 
これからも
 
心強い仲間たちと
楽しむ気持ちを忘れず
 
みんなで切磋琢磨して、
たくさんの景色を一緒に
見ていきたいと思います。 
 
 
 
そして、
 
沢山の刺激や優しさをくれる
TRAPS外の皆さまに感謝を忘れず
 
色々なドラマを生み出して、
日本カルカソンヌ界を一緒に
盛り上げていけたら幸いです。
 
 
(まことも早く戻って来いよ、
TRAPSに入ってもいいよ)
 
 
 
 
 
 
 
以上、カルフェス2016の報告でした!!
 
最後まで長文を読んでくださり、
ありがとうございました!!
 
 
2016年も沢山の方々に
大変お世話になりました!!
 
生意気な若者集団ではありますが、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします*
 
来年も色々なドラマを生み出して、一緒に日本カルカソンヌ界を盛り上げていきましょおおおおお!!!!!
 
 
それでは、
良いお年をお迎えください\(^o^)/
 
 
 

 
 
 
 
.