2019年8月3日土曜日

『ONE CUSHION』 ~カルカソンヌ日本選手権2019 TRAPSレポート~


 
 
どーも!
 
カルカソンヌTRAPS、
ボスの光一です。
 
本日は特大号をお送りします!
 
 
 
え?何で特大号かって?
 
何を隠そう
「カルカソンヌ日本選手権2019」
が開催されたのです!!
 
(`・ω・´)キリッ
 
 
 

 
TRAPSにとっては
五度目の夏となりました。
 
 
初挑戦から
4名→10名→10名→9名と来ましたが、
今年は過去最多13名が出場!!
 
以下、
大会の模様をお届けしたいと思います。
 
 
 
 
 
Chapter1 基本情報
 
 
ちなみに、カルカソンヌはドイツのボードゲームです。
 
ざっくり言うと、ミープルという自分の分身を使いながら、都市や道、修道院を完成させて得点を重ねていく、また相手のそれを阻止していくゲームです。草原を寝合ったりもします。1試合20分前後くらい。技術7:運3くらい。
 
毎年日本全国で予選会が行われて、日本選手権に出場する選手が決まります。そして、1年に1回、東京にて一堂に会するのです(/・ω・)/
 
2019年は81名が予選を勝ち抜き、3名が辞退。本戦には78名が出場することになりました。
 
今年の日本選手権は、2019年7月27日(土)。第9回目にして、3回目の土曜日開催でした。会場は2年連続で墨田区のすみだ産業会館。
 
 
 

 
こんな感じ。
 
設営及び運営してくださった
主催者の皆さま、
 
ありがとうございました!!
 
 
  
 
 
 
 
Capter2 試合形式
 
  
試合形式は毎度おなじみ、
スイスドローから!
 
・78名によるスイスドロー6回戦

・成績上位者8人による決勝トーナメント
 
でした!
 
 
え?スイスドローって何か?
 
ここはウィキペディア先生の力を
大いに借りましょう(/・ω・)/
 
 
ーーーーーーーー
スイス式トーナメント方式(Swiss style tournament)は、近いレベルの競技者どうしの対戦が増えるような組み合わせ方式によって、総当たり戦に比べて少ない試合数においてもある程度の順位の正当性を持たせたり、実力に差がある場合に生じやすい「観戦側にとって興ざめな試合」を減らすことが期待できる方式である。この方式は、参加者の実力が伯仲しているが、総当り戦とするには参加者が多すぎる場合に適している。
 
具体的には以下のような手順で行われる。1回戦はランダムな組合せで対戦する。2回戦は、勝者同士と敗者同士が対戦するように組合せを決める。3回戦は、2戦全勝・1勝1敗・2戦全敗のそれぞれが、同じ成績同士で対戦する。ただしすでに当たった相手とは対戦しない。4回戦以降も同様に、できるだけ同じ成績同士で今まで当たっていない相手との対戦を繰り返す。
ーーーーーーーー
 
 
分かりやすい!
さすが先生!
 
要するに、1回戦はランダム。それ以降はどんどん強い人と弱い人が振り分けられていく形式です。似た成績の人と対戦することを78名が6回繰り返し、成績上位者8名を決めます。そして、準々決勝、準決勝、決勝と進みます(`・ω・´)
 
 
さてさて
今年はどんなドラマが待っていたのか!!
 
 
 
 
 
 
 
Capter3 大会の結果は?
 
 
ぬーーーん!!
 
なんとTRAPS史上初!!
初めて入賞を逃しました…(笑)
 
 
初参戦から
2015年 光一4位入賞
2016年 光一準優勝
2017年 やのっち4位入賞
2018年 かっちゃん4位入賞
 
といった具合に
4年連続ベスト4入りをしていたのですが、
ついに逃した僕たち(´・ω・`)
 
 
 

 
 
でも!
 
でもでも!
 
今年のTRAPS一番位は
岐阜TRASPSボスの!!
 
スイスドロー6位通過して
ベスト8入りを果たしました!!
おめでとう!!
 
2016年のゲン以来、
3年ぶりのベスト8です。
 
 
 
また、TRAPS二番位は
光一(僕)!!
 
なんと9位で
ギリギリ敗退しました…(笑)!!
 
2017年のクリス以来、
2年ぶりの9位ギリギリ敗退です。
 
 
 
そんな大会自体は、
望月もちおが三度目の優勝。
 
準優勝は福岡のユキ。
3位は木更津の近藤氏。
4位はドラゴン中川氏でした。
 
TRAPSにとって非常に親交が深く
僕自身も慕っている4人が入賞です。
 
おめでとうございました!!!
 
 
 
そしてそして、
あとは気になるTRAPSみんなの成績ですね!
 
以下の通りでした!ジャンッ!
 
 
――――――――――――
【6位】翼 (5勝1敗/準々決勝lose)
【9位】光一 (4勝1分1敗)
【12位】らっち (4勝2敗)
【20位】よっしー (4勝2敗)
【27位】かっちゃん (3勝1分2敗)
【33位】クリス (3勝3敗)
【37位】涼 (3勝3敗) 
【39位】りゅっぺ (3勝3敗)
【41位】沙織 (3勝3敗)
【54位】はるき (2勝4敗)
【62位】慎一郎 (2勝4敗)
【65位】ちょう (2勝4敗)
【72位】ごっちゃん (1勝5敗)
――――――――――――
 
この成績などに関する各分析は
次のチャプターで(/・ω・)/
 
 
 
 
 
 
 
Chapter4 「TRAPS Analytics」
 
 
今年は史上最多13名のトラッピーが
本戦に出場したのですが、
  
 
率直に言うと、
 
残念ながら
初年度(初心者時代)並みの
成績の悪さでした(笑)
 
各データを見ていきたいと思います。
 
 
――――――――――――
■恒例データ、〇人に1人がTRAPS?
 
 
今回は78名中13名がTRAPSだったのですが、
 
「78」って知ってました?
「13」の倍数なんです(笑)
 
78÷13=6
 
つまり、今大会は
6人に1人がTRAPS
だったのです!
 
これに関しては過去最大の割合です。
 
 
出場者は全員最低6試合は行うので
確率的には「1試合はTRAPSと当たる」
という計算になります(笑)
 
TRAPSと対戦してくださった皆さま、
ありがとうございました!
 
――――――――――――
 
 
――――――――――――
■13人の予選突破に貢献したもの
 
 
予選を勝ち抜くレベルのメンバーが
これだけ増えて来たのは嬉しいことですね。
 
 
みんなで切磋琢磨するにあたり、TRAPS内で王座を毎月奪い合っている四大王座戦はかなり効果がありました。
 
実際に「王座戦で毎月バチバチやっていたおかげで予選突破できた」と証言するメンバーは沢山いました。やってよかった(/・ω・)/
 
カルカソンヌTRAPS 四大王座戦・年間ランキング
http://traps.jyoukamachi.com/
 

 
また、これは毎年に言えることですが、半年に1回ペースで行っている全国合宿も、みんなの技術とやる気が十分にプッシュされたと思います。
 
楽しく真剣にやる機会、そして一緒に強くなりたいと思える仲間。TRAPSの強みがこれからもより機能していくことを願うばかりです。
 
――――――――――――
 
 
――――――――――――
■トップ20が4名!
 
 
「6人に1人がTRAPS」である上で、
「5人に1人が上位20位」に入ったので
 
「上位に食い込んでいる」
という見解は持てる
そんなデータかなとは思います。
 
ただ、トップ20に5人が入った年もありましたが、その頃よりも、もっと上位を占める力を持っているメンバーが増えた今です。なので、決して満足のいく結果ではなかったなと感じました(´・ω・`)
 
 
とりあえず今年
心底感動したのは
 
初戦&2回戦で同士討ちが無かった
ということです。
 
いつも初戦から
TRAPS対TRAPSのカードが
1試合はあるんですよ(笑)
 
でも、今年は3回戦以降の同士討ちで敗れて、そこから崩れたメンバーもいました。その勝敗に関わらず、他で勝ちまくればいいだけの話なので、僕たちもまだまだです(/・ω・)/
 
――――――――――――
 
 
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■総合戦績、ギリギリ勝ち越し!!
 
 
毎年出している総合戦績!
今年も出しました(/・ω・)/
 
13名全員の総合戦績は
39勝2分38敗!!
 
 
総合勝率は51.3%
ギリギリ50%を切らず!!
 
あぶねえ…(笑)
 
 
例年のTRAPSと比べてみると…
 
―――――
・2015年 26試合
12勝1分13敗 (勝率48.1%)
 
・2016年 64試合
38勝2分24敗 (勝率60.9%)
 
・2017年 63試合
32勝3分28敗 (勝率53.2%)
 
・2018年 57試合
34勝23敗 (勝率59.6%)
 
・2019年 79試合
39勝2分38敗 (勝率51.3%)
―――――
 
過去2番目に悪い勝率でした、、
 
 
トラップスは割とみんなに
恐れられている節がありますが、
 
こうやってみると
そうでもない(笑)
 
勝率60%を切らないのがスタンダードな軍団でありたいところですし、みんなでもっとお互いのパワーを高めていく必要があるなあと思います。
 
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■配信された回数はワースト
 
 
今年はYouTubeライブでしたが、
TRAPSが配信されたのは1回でした(笑)
 
 
今回は解説者たちによるチョイス方式。
 
首位卓が配信されていた時代に、
「9試合中7試合がTRAPSだった」
という伝説の年がありましたが、
 
もうあれはきっと
超えられないだろうな
って思います(´・ω・`)
 
 
別撮りされた試合と合わせると
2試合がYouTubeに残りました。
 
・第6回戦 小川光一対黒川昌樹(解説なし)
https://youtu.be/CSneXsHPWJ0
 
・準々決勝 戸高翼対望月隆史(解説あり)
https://www.youtube.com/watch?v=TvQajUvlvhE&feature=youtu.be&t=18960
 
ちなみに後者の動画にて、「TRAPSはみんな早打ち」のようなニュアンスで解説がされていますが、早打ちするのは僕(光一)、翼、慎一郎の3人くらいです。他のみんなは丁寧に打つメンバーばかりです。あしからず。
 

 
――――――――――――
 
 
 
 
 
 
  
Chapter5 夏の伝統TRAPS!
 
 
そんなこんなで日本選手権が終了(`・ω・´)
 
まず、今年は恒例の懇親会が復活したので、
日本全国のカルカソンナーと交流しました。
 
 

 
「この懇親会、何回でもできるなあ(何回もしないとみんなとじっくり話せないなあ)」
としみじみ思いました。楽しかった。
 
そして、惜しみながらの途中離脱。
 
 
 
そうなんです、
僕たちにはやるべきことがあるのです。
 
TRAPSの伝統行事
手持ち花火!!
 
 
もう他勢力のカルカソンナーさんにも把握されていて、「花火に行かなくていいんですか?」と声をかけられた時は笑いました(笑)。また、日本選手権を主催しているメビウスのママさんにいたっては「花火行くんでしょ?これ持って行きなさい」とお菓子をくださるまさかの展開(笑)。皆さんの優しさには感謝でいっぱいです。
 
 
去年と同じ河川敷に移動して、
東京スカイツリーを見ながらの手持ち花火。
  
 
 

 
今年は風が強かったので
打ち上げ花火とかはしませんでしたが、
 
大切なルーティンを行うことで
 
しっかりとカルカソンヌの夏を
締めくくれたと思います。
 
梅雨が終わるなり、
夏も終わる
って悲しいけど(笑)
 
 
ちなみに、ビールを乾杯する時は「何にか分かんないけどかんぱーい!」と言ったんだけど、全員にスルーされて、「ああ、『君といたカルカソンヌ』も廃れたんだな」とそっちでも悲しくなりました(笑)。(きみかるファンのTRAPSメンバー多かったはずなんだけどな http://amzn.to/2ty58Pv )
 
 
今年も、そこら辺のプロカメラマンよりもよっぽど撮影技術が高い関西TRAPS代表のはるきが、手持ち花火の模様を写真に収めてくれました。何枚か載せつつ、このチャプターも終わりにしたいと思います。
 
 


 
 
 
 
 
 
Chapter6 総括的なやつ
 
 
さてさて、 
2014年10月に結成したカルカソンヌTRAPS。
 
あと2か月で5年です。
約1800日の月日。
短かったような、長かったような。
 
 
「初心者軍団が既存のカルカソンヌ界の勢力図をどれだけ変えられるか」をコンセプトに、生意気に登場した時代ははるか昔の話です。
 
 
「トラップスの影響で大会レベルが上がった」「トラップスの影響で勢力文化ができた」と皆さんに言われていた時代も少し前の話です。
 
 
最近はよく「5年も熱い状態で組織が続いていることがすごい」と言われます。
 
確かに
40人規模の社会人サークルが5年間も
このガチな熱量で続いているのは少し異常
なのかもしれない(/・ω・)/
 
 
 
岩手、関東、岐阜、関西、
岡山、熊本、ベナン共和国、
7支部に約40人が散らばる組織。
 
「続く秘訣は何?」って
大会後の懇親会でも質問されましたが、
僕の中で、三つの答えがあります。
 
 
 
――――――――――――
◆40人規模の社会人サークルが熱い状態で5年間も続いている理由その1
 
ボスである僕が「マメさ」「ナラティブなビジョン」を異常なレベルで持っているからです。(自画自賛の見解わろた笑)
 
いやでも、冷静に分析した結果、やっぱりこれが大きくて。
 
みんながモチベーションを維持できるように、僕が、物語性を提供しつつ、たくさん連絡して、たくさん環境を整え続けているからこそ続いているTRAPSだと思っています。
――――――――――――
 
 
――――――――――――
◆40人規模の社会人サークルが熱い状態で5年間も続いている理由その2
 
そんな僕に付いてきてくれる仲間たちの存在です。
 
トラップスは「いいやつ」じゃないと入れないという暗黙のアバウトラインがあります(笑)。
 
だからこそ優しくて平和なやつばっかりで、そんなみんながみんなを尊敬&信頼し合っているからこそ続いているTRAPSだと思っています。
――――――――――――
 
 
――――――――――――
◆40人規模の社会人サークルが熱い状態で5年間も続いている理由その3
 
対面してくれるライバルたちの存在です。
 
カルカソンヌレジェンドのドラゴン中川氏が「カルカソンナーって他のボードゲーム界隈に比べて、善良で優しい人と、熱血な人が多い気がする」と先日ツイートしていました。僕も同感です。
 
そんな環境だからこそ、僕たちはこのカルカソンヌの世界にずっと留まっているんだと思います。面倒な人が多い世界だったら、あっという間にTRAPSは退散消滅をしていたはず。
――――――――――――
 
 
 
僕がよく書く言葉ですが
 
 
「僕たちがこうやって
カルカソンヌを楽しめているのは、
 
チェスクロックの反対側を
叩いてくださる皆さんがいるからこそ」
 
いつもそんな風に考えています。
 
  
 
僕たちも僕たちで
 
「トラップスがいるから
カルカソンヌがより楽しい」
 
って沢山の人に
思ってもらえるように。
 
 
 
これからも
謙虚さや誠実さを忘れずに
 
皆さんと同じ世界で
楽しんでいきたいと思います。
 
これからもよろしくお願いいたします!!
 
(実は今、周り巻き込む系で面白い企画を一つやろうと思っています。近日中にまたブログ更新しますので、ぜひ楽しみにしておいてくだされば嬉しいです)
 
 
 
 
 
 
ではでは、
一年に一度の特大号。
 
長々と失礼しました(`・ω・´)
 
 
例年通り、
みんなの感想を最後にお別れしたいと思います!!
 
最後まで読んでくださった方々、
ありがとうございました!!
 
 
 
高く飛ぶためには、
一度深く膝を折り曲げないといけないらしい。
 
今年はワンクッション。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
Chapter6 みんなの感想
 
 
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◇翼【5勝1敗 6位通過】【準々決勝 敗退】
 
寝坊した1年前の選手権直後、TRAPSメンバーに質問をしました。「強くなるにはどうしたらいい?」みんなの言葉をまとめると、「毎日自分より強い人と戦え。敗因と勝因を記せ。カルカソンヌを楽しめ。」
5度目の日本選手権。寝坊はしませんでした。仲間の言葉を信じて、半年間毎日続けたから6位。忙しさを言い訳に、最後まで続けなかったから6位。この結果は、仲間のおかげで、自分のせい。いつも迷惑と、心配かけてごめんなさい。いつも本当にありがとう。
最後の試合は粗だらけで、悔しい。敗因は、ラスト7枚左上のカーブを置く位置。ヒリヒリとした、最高に楽しいカルカソンヌでした。
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◇光一【4勝1分1敗 9位】
 
努力だけでは届かないことがある。願うだけでは叶わないことがある。だけど、それを運や誰かのせいにしている内は、目指した祈りの先に辿り着くことはできないんだと思う。
5年間に渡る挑戦が終わりました。通算、24勝1分9敗。成績、4位入賞→準優勝→12位→17位→9位。カルカソンヌに向き合った4年8ヵ月の日々では、団体戦&新人戦の冬大会を主催したり、日本初のカルカソンヌ長編小説を出版したりもしました。
悔しかった。楽しかった。誰かの記憶に残れたかな。そうだといいな。いつも僕に付いてきてくれたTRAPSの大切な仲間たち、この5年間で僕と対戦してくださった方々、沢山の人たちに感謝で一杯です。ありがとうございました!
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◇らっち【4勝2敗 12位】
 
日本選手権に出場するのは二年ぶり三度目です。前半の三試合は勝つことができましたが、後半に二敗してしまい、決勝トーナメント進出は叶いませんでした。あともう一歩のところまでいけたので、嬉しい反面、悔しさも大きかったです。
自分の弱点はだいたいわかっているので、来年は弱点を克服して日本選手権に臨みたいと思います。
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◇よっしー【4勝2敗 20位】
 
今まで、多くの実力者と対局する機会をいただいた。その時は、相手の打つ手の一手一手をもちろん自分の目でしっかりと見ているのだが、その一手の裏に隠れる経験に基づく直感の妙や、あるいは、論理的な裏付けから繰り出される謀は、鏡花水月のように、私の未熟な経験では、捉えきることができなかった。しかし、この日本選手権で、その光芒一閃の何かを捉えかけた気がした。日本選手権で4勝できたことはとても自信になった。来年、もし、この日本選手権の舞台に立つことができるとすれば、八面玲瓏の盤面を描く。そして、全てのタイルが繋がった後には、天衣無縫の勝利を、この伸ばした両腕の中に。絶え間の無い運命の連続に流されながらも。
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◇かっちゃん【3勝1分2敗 27位】
 
今年の日本選手権でできたこと。らっちさんの予選出場。翼さんの寝坊回避。ごっちゃんの突っ込み30回享受。えばらさんTRAPS入会の1次面接。防寒対策。スキルソンヌ神の微笑みの獲得。線香花火日本選手権優勝。
できなかったこと。前日の睡眠確保。決勝トーナメント進出。来年の目標。らっちさんの寝坊回避。予選4勝。会場みんなとお友達。今年は去年より楽しめました。1日中パーティー気分でした。来年は今年より楽しみます。会場みんなとお友達になれますように。
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◇クリス【3勝3敗 33位】
 
過去最低順位で終わった今年の選手権。ただ実力者との勝負を制することができたのもあって、不思議と手応えも残る年になりました。その中で課題として感じたのは「自分のペースを崩さない」こと。落とした試合はどれも、ふわっと序盤を進めてしまいそのまま巻き込まれてしまったなぁと感じます。次の1年は主導権をテーマに精進したいと思います。
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◇橋本【3勝3敗 37位】
 
未提出
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◇りゅっぺ【3勝3敗 39位】
 
初めての日本選手権は、3勝3敗、39位/78人という、結果だけだと「THE!普通」ですが、勝ちの内容は、相手の甘い手に救われた試合や、引き神が降臨しただけの試合でした。「勝ちに不思議の勝ちあれど、負けに不思議の負け無し。」身に染みてます。とはいえ、自分の課題がすこしだけ明確になった実感もあります。次回は決勝トーナメント出場!目指してまいります!
最後に、カルカソンヌに出会って三か月。本当に素敵な出会いがありました。日本選手権も、大会だけでなく、ちょっとした旅行的な楽しみ方が出来たことの方が嬉しかったりします。とても楽しかった!それもこれも、僕を温かく迎えてくれたTRAPSの皆様のおかげです。本当にありがとうございます!
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◇沙織【3勝3敗 41位】
 
楽しかった!!!めっちゃ楽しくてびっくりした!ってのが一番の感想です。超集中状態で6戦。お互いに真剣に戦うことがこんなに楽しいことなんだなと思って、びっくりしました!負けた試合は悔しかったけど、それでも楽しかった!
最後、城が繋がったら勝てた試合で、無意識に引いていたことを後悔。もっと願って、大切に引けばよかった。願って引いてたらきっと仕方なかったと思えるのに、そこが仕方なくなかった。反省点は①つぶされがち②追加で寝る時の案の無さ③最後のカードカウント。
また、TRAPSの皆さんが気さくに声をかけてくださり、緊張が一気にほぐれました!!皆さんに会えたことも、大会に出れたことも宝物です!
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◇はるき【2勝4敗 54位】
 
3年目の日本選手権は、1番成績の悪い結果となりました。まあそうなった原因はちゃんとわかってるし、足りてないものも理解してるし、何より、初戦の格上相手に勝てたことがしっかり自信にも繋がりました。悔しさももちろんありますが、来年に向けて今年は特にやりこんでみたいと思っています。次は決勝トーナメント、いや、更にその上のベスト4入りまで狙っていきます。今回対戦したみなさん、ありがとうございました。また来年も、選手権会場でお会いしましょう!
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◇慎一郎【2勝4敗 62位】
 
一大勢力と言われるまでに成長したTRAPSメンバーが傍らにいる中、会場で試合前に佇む私は、不思議と同窓会のような懐かしい感情に包まれていた。体調はいつもどおり。体力的な問題は何もない。
しかし、決定的に何かが欠如していた。「勝利への餓え」だ。「絶対に勝ってやる」と言う、勝利への執念が生まれなかったのだ。きっと、会場全体を俯瞰し、その状況を楽しんでしまっていたに違いない。
今年は人としての深みは増した気がするが1人のソンナーとしては後悔が残るものであった。来年、勝ちに執着した強いソンナーとして、必ずこの場に戻ってくる。
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◇ちょう【2勝4敗 65位】
 
初めての日本選手権。結果は2勝4敗と不甲斐ないものでした。この1年はモチベーションの維持が難しく明らかに準備不足だったので、順当な成績だと思います。そんな状態でも日本選手権の参加を諦めず戦い抜けたのは、TRAPSの存在があったからです。
散々な結果でも楽しかった日本選手権。来年みんなで勝ちまくってTRAPSの中から優勝者が出たらどれだけ楽しいんだろうと想像すると、今からとてもワクワクしています。
熊本TRAPSのパワーアップや熊本予選の開催などやりたいことはたくさんあるので、全てやり切ったと思える状態で日本選手権をむかえることが、来年の1番の目標です。
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◇ごっちゃん【1勝5敗 72位】
 
今年の日本選手権は、反省の連続でした。精神的・技術的には去年よりも成長しているはずなのにカウンティングのミスから敗北し、そのまま崩れて行きました。
自分のカルカソンヌは、相手の邪魔をしつつ細かく積極的に点を取りに行くスタイルなのに、守りに入りその結果運も掴めず連敗しました。
やめたいと思うほど悔しい結果でした。しかしこの結果を受け止め、また一から学び直していきたいと思います。そして、来年こそ上位8人に入り決勝トーナメントに名を連ねます。これからもよろしくお願いします。
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◇りほ【応援観戦】
 
予選を勝ち抜くことができなかったので、応援として会場へ行きました。最近、ソンヌ熱が冷めかけていましたが、みんなが頑張っている姿を見て、自分もやりたい!と思うことができました。
今回の日本選手権には、TRAPSから13人出場していました。強い人が身近にいて、実践できる環境もあるので、今後はもっと活かしていこうと思います。来年は選手として出場できるように頑張ります☺!!
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◇エジ(よし)【応援観戦】
 
トップレベルのカルカソンヌの試合を間近で観戦して思った感想は、自分のソンヌ力を向上させるために、大局観と構想力、この二つを自分の中で養っていく事が必要だと感じました。一つ一つのミープルに意味があり、確率だけではなく、相手の心情も考慮してゲームを進めていくプレイヤー達の一手一手に感銘するものがあります。今後カルカソンヌの研究を重ねて、皆さんと対等に勝負ができるよう邁進して行きたいと思います。
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Chapter0 TRAPSの歴史
 
 
毎年恒例のおまけ!!
 
TRAPSの歴史が知りたいなって人がもし万が一いたら、
こちらでぜひ確認してください(`・ω・´)
 
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①光一、カルカソンヌに出会う(2014.10.6)
2014年秋、光一が福岡の友人宅で、変な名前の箱を見つける。憑りつかれたかのように朝まで遊んだ。それがカルカソンヌでした。
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②カルカソンヌTRAPS結成(2014.10)
色々調べると、日本選手権の存在が判明。しかも実力者は一握りで、余地がある模様。よし、ただ遊ぶだけじゃなく、「日本カルカソンヌ界の勢力図を変える」を目標とするサークルを作って、周りの友達を巻き込んでいこう!ってなる。
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③日本選手権2015で光一ベスト4に入る(2015.8.15)
TRAPS第一章は4人のトラッピーで出場。光一はカルカソンヌ歴9ヶ月で4位入賞。
 
■カルカソンヌ日本選手権2015 四位入賞!!~初めての夏が終わって~ http://carcatraps.blogspot.jp/2015/08/2015.html
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④カルカソンヌフェスタ創設(2015.12.27)
当時のライバル軍団ミープルズの方々と手を組み、冬の新イベント「カルカソンヌフェスタ」を企画。 新人戦と団体戦を作りました。
 
■カルカソンヌフェスタ2015 完全レポート!!
http://carcatraps.blogspot.com/2015/12/2015.html
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⑤日本選手権2016で光一準優勝する(2016.8.14)
TRAPS第二章は10人で出場。光一の準優勝を中心に、ベスト8入り、10位、14位、17位と続き、上位20名に5名も食い込む躍進の年に。
 
■『銀色の涙』 ~ カルカソンヌ日本選手権 2016 準優勝 レポート~
https://koichi-ogawa.blogspot.com/2016/08/2016.html
 
■『進撃のトラッピー』 ~ カルカソンヌ日本選手権2016 TRAPSレポート~ http://carcatraps.blogspot.jp/2016/08/2016-traps.html
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⑥カルカソンヌフェスタ2016(2016.12.18)
TRAPSから13人が出場。新人戦と団体戦で合計12個あったメダルの内、9個をTRAPSが奪取。日本有数の強豪を大量に撃破したこの日、勢力図の歴史は少しだけ動いた。
 
■カルカソンヌフェスタ2016 完全レポート!!
http://carcatraps.blogspot.com/2016/12/2016_22.html
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⑦カルカソンヌ日本選手権2017(2017.7.30)
TRAPS三度目の夏。やのっちが4位入賞、クリス9位、光一12位と続くも2016年ほどのインパクトは残せず。
 
■再び四位入賞!トラップス三度目の夏! ~カルカソンヌ日本選手権2017~ http://carcatraps.blogspot.com/2017/08/2017.html
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⑧カルカソンヌ日本選手権2018(2018.8.18)
TRAPS四度目の夏。かっちゃんが4位入賞を果たして、トラップスは4年連続ベスト4入りの記録を達成。五周年イヤーに向けて、飛翔なるか。
 
■カルカソンヌ日本選手権2018大会レポート ~TRAPS4年連続ベスト4入り!~
http://carcatraps.blogspot.com/2018/08/2018-traps.html
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⑨カルカソンヌ日本選手権2019(2019.7.27)
翼が五度目の挑戦にして初のベスト8入り。全体としては、トラップス五周年イヤーにて、初心者時代に匹敵する成績の悪さを記録。TRAPSはここからどんな道を選ぶのか。
 
■『ONE CUSHION』 ~カルカソンヌ日本選手権2019 TRAPSレポート~
https://carcatraps.blogspot.com/2019/08/one-cushion-2019-traps.html
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