2015年5月2日土曜日

善く戦うものは人を致して人に致されず。~調布地区予選レポート~(岩手 第5回)


どうもこんにちは。
TRAPS唯一の岩手支部メンバー
ごりちゃんことけんけんです。

世はまさに、ゴールデンウィーク真っ只中。
僕も休暇をいただいて、東京の実家に戻ってまいりました。
そのタイミングで本日開催されたのが、調布のあな予選会です。
群馬支部のようすけ氏と、2人で挑戦してきました!!!!


調布予選会は、スイスドロー3回戦で行なわれました。
ざっくり説明すると、3試合したうちの得失点差上位4名が
準決勝にすすみ、その勝者2名が日本選手権出場になります。

それでは早速、1試合ずつレポートしていきたいと思います!!



・1試合目 vsさきさん(先手)

初戦の相手は、さきさんという女性の方でした。
カルカソンヌプレイヤー自体少ないなか、
女性プレイヤーはさらに珍しいのではないでしょうか?
(会場にはもう2人、若い女性のプレイヤーがいました)

この試合は序盤数手を過ぎたところで
普段あまりやらない早打ちにシフト。

いつもは残り時間ギリギリまで使う僕ですが、
この試合は8分ばかり残りましたかね?
相手の方も割とサクサク打ってきたので、
はやくおわりました。

結果から言うと、100対85で勝利!
何はトモアレ、+15点で勝利を飾りました。
緊張する初戦で勝てるっていうのは大きいですよね。


・2試合目 vsTRAPS群馬支部ようすけ氏(先手)

2試合目は勝ち組のスコアが近い順で当たります。
それがなんと、TRAPSのようすけ氏!
まさかの16人もいる中で2試合目で当たってしまうとは…
避けたかった同士討ちです。


いやあ、苦しかった。
見事。としかいいようがありません。
実はこの前日、TRAPSで練習会を開催したのですが、
ようすけ氏は時間切れ負けやミスも多い印象でした。

が、1夜あけてびっくり仰天。

切れ負けによる50点差も狙いつつ、早打ちに徹するも
まったくの効果なし。プレイスピードが格段に上昇してました!

あからさまなミスタイルもなく、終始的確に痛いところをつかれました。
デュプリケーションもつくられ、こちらのミープルも何体か死ぬ始末。

97対69でなんとか僕が勝利を収めましたが、
このスイスドローの中で最も苦しい試合でした。

1晩でここまでスキルが上達するのか…
いやあ危なかった。ほんとに危なかった。
すごかったです。紙一重の勝利。

2回戦を終えて、2勝・得失点差+43。


・3回戦 Sasaoyaji氏(後手)

3回戦は2勝同士が対戦になります。
Sasa氏は、1回戦のさきさんのお父様だったのかな、多分。
話を聞くところによると、3年前に世界大会に出たそうな。
(オイまじかよ!と若干ビビッたのは言うまでもない)
カルカソンヌのプレイ自体は2年ぶりと仰っていました。

前2試合がはやく終わったお陰で、
Sasa氏は時間を使って考えるタイプのプレイヤー
ということは把握していました。

なのでここも早打ちでプレッシャーをかける作戦に。
最終的に、10分近く持ち時間が余った状態でしたね。
相手に「はやいなあ…」と言わせることができたので、
プレッシャー作戦はまあ上手くいったのかなと思っています。

内容としては、25点の大都市の乗っ取りに
成功したことが大きかったと思います。
これの乗っ取りに成功せずとも点差的には勝ちだったのですが、
得失点差がものを言うスイスドロー形式では、
俄然有利に働きました。

結果は、103対80で勝利しました。
3試合を終えて、3勝・得失点差+66。

まさかの1位通過。

1位通過の恩恵はすさまじく、
準決勝はスイスドロー4位と、
しかも有利な先手で始めることができます。


・準決勝 vsやきにくボンバー氏(先手)

迎えた準決勝。
コレに勝てば、日本選手権出場決定です。
1位通過だった結果、事前情報で聞いていた
超強豪の根岸さんとの対戦を回避できました。
(ELO1900overなんですって恐ろしい)


しかし。。。


完膚なきまでに敗北を喫してしまいました。
135対93。その差、42点差です。

敗因はなんだったのか…

6枚ある修道院のうち、5枚をひかれ、
その全てをほとんど邪魔することもできず
完成されてしまったこととか。

すごい勢いでサクサク城塞を築かれてしまったこととか。

もうちょっと、自分でもまとめられないくらいの惨敗でしたね。
くやしい。ただひたすらに、くやしい。

それに尽きます。
言い訳のしようもございません。
完敗でした。

岩手在住の僕にとって、この敗退は痛かったです。
参加できる残る予選会は、6月の盛岡会場のみとなりました。
が、しかしまだまだ諦めてはおりません。

やきにくボンバー氏には、日本選手権で勝つことにしましょう。
敬愛してやまない某バスケ漫画の堂本監督は言います。



そして安西先生はこうも言っています。


まだまだ、あきらめずに頑張りますとも!!
6月の大会には、もっともっと強いニューゴリラになって
馳せ参じてやろうと思います。

では。雪辱を果たすと胸に誓って。
この辺で失礼いたします。




ごりちゃんこと
けんけん