2015年4月8日水曜日

竜頭蛇尾では気が済まない ~初めての地区予選参加を終えて~(東京 第17回)


 
 
こんばんは!
カルカソンヌトラップス代表
小川光一です!
 
 
 
先日4月4日、東京都新宿区にて、カルカソンヌ日本選手権・地区予選がありました。「岩手支部代表・清水ゴリけんけん」「神奈川支部代表・アカバックス」「東京支部代表・光一」、トラップスからは以上の3名が出場したわけなのですが、この度は3人それぞれの視点で、当日の出来事や感じたことを、3つの記事にしていきます。その真ん中、2番手が僕ということで。
 
よろしくお願いいたします!
 
 
 
 
 
  
 
まず今回の仕組みを説明すると(予選会によって違います)、16人トーナメント戦で、日本選手権出場権は2枠。純粋に4回ストレートで勝って、優勝した人がまず、1つの出場権を獲得。
 
負けた人は負けたタイミングのシードとして、敗者の方で組まれるトーナメント戦の方に落ちる。この敗者トーナメント側で勝ち進んで優勝した人が、もう1つの出場権を獲得。
 
要するに「表」で負けたら「裏」行き。「裏」で負けたら「脱落」。つまり2回負けたら終了。って感じでした。
 
 
 
  
そんなこんなで、僕たちは早めに会場に到着。ほぼ一番乗りくらいでした。暫くすると続々と来場。結構キャンセル待ちの方も来ていてやっぱり関東予選は熾烈なんだなあと思いました。
 
 
そして、後から参加者の1人である「カルカソンヌ振興のパイオニア・くぼけん氏」が登場。僕、なぜかそこで笑いがこみ上げて来ちゃって笑。なんか同じことをくぼけんさんから言われましたが、「あ、実在した」っていう感覚ですね。あと、僕の1つの目標だった対戦相手なので「闘いたい」って気持ちが沸々とこみ上げてそれがニヤニヤになったんだと思います。
 
 
 
 
 
 
 
  
さていよいよ肝心なトーナメント!
 
 
さあ!
誰でもかかってこい!
  
って意気込んでいたら
 
1回戦から「日本選手権に毎年出ているという方」が対面(´・ω・`) 
 
ここまで全国の友人を
巻き込んでおいて
初戦から敗退する訳には
いかないよな…
 
うう…
 
 
 
 
しかし、ジャンッ!
 
 
◯91対82✕
 
 
初めての公式戦で勝手も分からないし、だいぶ緊張して1度とんでもないタイル配置ミスもかましつつも、安定した試合運びで勝利。鋭い手が多過ぎてだいぶ焦りました。
 
 
 
 
 
こうして2回戦に進出。
 
続いて2回戦の相手も
なんか凄いベテラン風な方で、
ちょっとやばいかも…
 
 
しかし、ジャンッ!
 
◯104対84✕
 
 
こちらも安定した試合運びで勝利。
 
 
  
 
そして16人トーナメントなので、
次が準決勝。
 
まず、準決勝のテーブルに着いてビックリ。トラップス岩手支部の清水が居るではありませんか。彼ELO1198だったんですよ、当日の朝(笑)。それが準決勝来るとか。ちなみにこの大会で彼は皮が剥けたらしく、今iOSアプリのELOレベルが凄いことになってます。これについては明日の清水担当のブログをお楽しみに*
 
 
ということで、なんと
メイン側のトーナメント。
 
岩手の清水、東京の小川、
16人分の4である準決勝に
残っちゃいました!
 
「準決勝に残った4人の内の2人がトラップス」。
これはだいぶ大善戦と言っても
良かったのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
 
しかし、ジャンッ!!
 
 
✕95対110◯
 
 
大谷さんという25歳の青年が対戦相手だったのですが、前の試合でくぼけんさんを倒して来た選手。相手の中盤の神懸かり的な引きの連続と、自分から相手の大都市に巻き込まれに行ってしまった判断ミスと、道閉じるタイルを終盤に3連続で引かれて、ジ・エンドでした。
 
そして、後々判明したのですが、大谷さん。iOSアプリの日本屈指のトップランカー、ELO1900前後を蠢いているサイダーブルーさんの正体でした。まさかこんなところで知らずの内に初対戦するとは。日本選手権で再び拳を交わし、リベンジしたいと心から思う完敗でした。
 
 
 
 
ちなみにこの準決勝で清水も負けてしまい、トラップス揃って敗者側のトーナメントへ。(後にこの準決勝で清水を倒した嶋さんと、僕を倒した大谷さんが今回の出場権を獲得するという何とも皮肉な結果に。ただ、この準決勝に残った4人は、会場に4人しか居なかった20代全員でして、たぶん。なんかちょっとした「おおお」って気分になりました。)
 
 
 
 
 
 
 
 
そして心機一転、
敗者トーナメント。
 
 
なんとここでまさかの
清水と激突することに!
 
トラップス同士討ち!
しかし、ジャンッ!!
 
 
◯93対52✕
 
 
先日岩手に仕事で赴いていた時に2人で連日連戦をして10勝1敗とかだった相手。申し訳ないけど圧勝させてもらいました。ただ、清水はカルカソンヌ歴3ヶ月ちょっとなのに、ホントよくここまで闘えるようになったなとこの対戦の場で思わされました。センスは本来あんまりなかった印象なのですが、ほんとコツコツと継続して特訓をしていたので、ここ数ヶ月のレベルアップには感服。必ず日本選手権まで辿り着いて一緒に闘ってくれる1人だと信じています。鳴かず飛ばずだった神奈川アカバックスも今回の悔しさをバネに化けてくれることを願ってます。
 
 
 
 
 
 
 
そして、そんなこんなで
敗者側トーナメントの方でも
準決勝まで上り詰めた僕ですが、
 
 
 
 
対戦相手くぼけんさん!!
 
きた!!
 
 
 



















 
ミープルズ代表vsトラップス代表
 
 
 
 
この人の存在が「カルカソンヌ界の勢力図を変えたい」と僕に思わせた一因でもあるし、トラップスの中でくぼけんさんを神格化してる節はあるので、僕にとっては待ちに待ったドリームマッチでした。半年間の努力の結晶をぶつける時。
 
 
 
 
 
しかし、ジャンッ!!
 
 
✕78対97◯
 
 
 
 
敗北しました。冒頭にミープルを2つ殺されてしまって、5対7の苦しい展開。それでも果敢に攻めて、外野とくぼけんさんが唸る程の超絶スリープを敢行。草原35点くらいを獲得したり、くぼけんさんにだいぶ迫ったのですが、結局最初の2個死にがあまりにも効き過ぎた。ここで僕も予選敗退が決定。
 
 
敗退直後の僕に、初心者だから相手して欲しいという方が声をかけて来たので、「俺も初心者だわ」って思いつつ1試合して、色々アドバイスさせて頂いて、この日の試合は終了。( ◯98対70✕ )
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
というわけで感想。
 
 
 
今回の大会で実感したのは、
 
 
「思ってたより実力者多くね?」
 
 
ってことでした。
 
 
 
 
 
中国地方の予選に出向いて現地の人たちの出場枠を奪ってきた石川さんも会場にいらっしゃってたけどiOSアプリのトップランカーの1人だし、くぼけんさんもiOSアプリの世界100位とかですが、そのくぼけんさんを倒した嶋さんの存在今回知ったし、大谷さんバリ強かったし、日本選手権の過去の出場者も会場にたくさん混じってたし。
 
予選突破するのってそんな甘くないんだなって、元々思ってたけど、元々思ってた以上に思いました。地区予選が始まってわんさか僕の知らない実力者が動き始めた印象です。
   
 
 
一方のトラップスは

地区予選が始まった今になっても
全体的にエンジンかかっていなくて。
 
 
 
このままだとトラップスから誰も
日本選手権出れないんじゃないかな。
 
今回の予選に出てみてそう感じました。
 
 
 
沢山の人にトラップス注目頂いて
勢いだけは最初あったものの、
竜頭蛇尾が否めない。
 
 
 
 
 
 
 
 
まあ個人的にも
今回の予選。
 
 
負けたのほんと
悔しかったんですけど、
 
なんで悔しかったって、
 
 
僕に2敗の土を付けた
日本の10本刀に入る
大谷さん、くぼけんさん、
  
 
「半年なのに強いですね!」
「半年とは思えないですよ!」
 
ってめっちゃ言ってくださって。
 
 
 
嬉しかった反面、
 
 
 
でも、強豪相手に
 
番狂わせないまま
 
普通に倒される
 
健闘を称えられる
 
このシナリオが
そのまま過ぎたのが
ほんと悔しくて。
 
 
 
ああ、足りないなあ
って思いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
僕、言ったことやらない人が
ほんと嫌いで、
 
 
カルカソンヌやるって言って全然やらない友達より、「俺給料の半分は必ず競馬に使うんです!」って笑顔で言いながら本当に馬鹿みたいに毎月競馬に通ってる友達の方がよっぽど信頼できて。
 
それは自分に対してもそうで、
 
僕は「日本のカルカソンヌ界の
勢力図を変える」って決めたから、
 
勢力図を変えれない自分なら、
ほんと大嫌いなわけで。
 
 
 
 
周りの友人にくそくだらないと
言われてしまうこんな企画でも
僕は有限実行したい。
 
 
 
やっぱり竜頭蛇尾では
気が済まないわ。
 
 
 
夏には繰り出すぜ
昇竜拳てきな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
はい、
 
 
文章かっこつけたり
きもかったりしてすいません。
 
 
最後まで読んでくださって
ありがとうございます。
 
 
 
 
 
 
こんな感じで今回は
 
ドラマや鬱積や因縁が生まれて、
 
「ここからだな」と改めて思えた
地区予選になりました*
 
 
 
いやー参加してよかった。
 
 
 
 
 
僕自身まだまだなので、頑張って時間見つけてはコツコツ鍛えていきたいと思います。周りの仲間とも切磋琢磨していきたいと思います。
 
引き続きトラップス一同をよろしくお願いします!!
 
 
 
 
 
それでは以上、「しかし、ジャンッ!!」っていうブログタイトルにすれば良かったのに、というツッコミお待ちしております!え?トラップス東京の小川光一がお送りしましたん!!
 
 
 
 
 
 
 
小川光一